コシガタリ第30回、31回を開催しました。

いつもは不動産のトークで一緒になることの多い中西さん。

今回のテーマは「発達障害」

タイトルは最幸の子育てとは。~発達障害児を授かって。~

今までまったく気にしていませんでした。

いつも笑顔で楽しく話していた彼を4年ほど見ていました。

つい先日。彼と二人で食事をした際に、息子さんが二人、発達障害だという事実を耳にしました。

詳しく聞くと、それはとても苦しい体験で、家族そろって悪いことを考えた日もあったといいます。

幾多の苦難を乗り越えて、今では、ここに彼らがいること、そして生まれてきてくれたことに感謝ができるところまできたそうです。

そんな中西さんは、自分と同じような境遇にいる人を少しでも気持ち的に楽にしたい。そして、前向きになってほしい。

そんな思いから、今回、ぜひコシガタリでお話をしたいというオファーをいただきました。

 

正直に言いますが、このオファーをいただいた時、少し悩みました。

僕にとっては「発達障害」という言葉自体をネガティブに考えてしまったからです。

もちろんそのあとすぐに気持ちは整理され、ネガティブに聞こえるからこそこのような話題を表に出して話す機会もないのでは。

こういった情報を欲している方がいるのであれば、やるしかない!

そう思い開催を決意しました。

 

 

当日の参加者様は昼夜合わせて70名。

やってよかったと思いました。

 

 

会がスタートし趣旨説明の段階で皆さんのこのトピックに対する真剣さが伝わってきました。

実際に当事者として、現在発達障害や身体障害のお子様を育てていらっしゃる親御さんも参加してくれました。

 

 

中西さんの話す内容は過去の実体験、精神的につらいときにどのように気持ちを上げていったのか。

そして、今いる子供たちとのコミュニケーションの仕方、考え方。

それは全て、人を成長させること全般に共通する内容のお話でした。

 

わたくし自身も二児の父であります。

コミュニケーションの取り方や接する時間の作り方は意識しているつもりです。

 

どうしてもイライラして怒ってしまうこともあります。

起こっても解決しないことが分かっていても。

大人対子供になってしまう瞬間があります。

 

今回の話を聞いて、今現在、健康で何もなく元気に育ってくれている子供たちに「感謝」しか、ありませんでした。

これからも正面から向き合って育て、そして、父親として育ててもらいます。

 

話の最後に中西さんが息子たちに向けた手紙は、参加者の多くが涙していました。

この光景を見て、本当に開催してよかったなぁ~って。思いました。

 

 

懇親会では、皆さん笑顔で情報交換をしている姿がありました。

ひと時の楽しい時間何のかもしれませんが、今回このように集まり仲間になって、そしてまた悩んだ時には相談できる人が近くにいる。

この環境は生きる力になると思いますね。

 

 

参加者さんからは、こんな感想をいただきました!ありがとうございます。

 

「同じ境遇の方とこのように笑ってこの話題に関して話をしたことは人生で初めてでした。どうしても人に話すことに前向きになれず、日々落ち込んでいたので今日は来て本当に良かったです。前を向いて必ず進歩する!という強い気持ちで息子と向き合いたいと思います。」40代男性

 

「子供の話題で、生の声を聴ける貴重な時間を過ごす事が出来ました。保育士としてお子様の気持ちや親御さんとかかわる立場として、率直な気持ち等、普段 なかなか聞けないお話しを伺がえてとても勉強になりました。 ありがとうございました。」40代女性

 

「大きいところで話すとまだ角が立つ話を小さなコミュ二ティーで発信して、日本人の未来の健康を担保したいという野望というか、使命感を覚えている医者ではあります。コシガタリって大変面白い試みですね。大賛成!本日の中西さんのお話も、本当に素晴らしかった。彼にはこれから奇跡のような素晴らしい未来が開けると確信しています。また、伺いたいと思っています。」50代女性

 

今後もコシガタリは皆様の興味深い内容をご提案できるよう続けていきたいと思います。

 

 

第30回、第31回のコシガタリの開催に際しまして、お手伝いいただきました皆様ありがとうございました。

SHIMOTO珈琲さん、魚市さん、シラハト商店さん。

お商事のご提供ありがとうございました。

 

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