嘘でしょう!!!!

年内にお申し込みくると思っていなかったので・・びっくり。

12月に入ってあまりにも不動産業者さんから連絡がなかったので、わたくし勝手に「来年!来年!!ドンマイっ!!」と思っていました。

ただ、行動はやめていません。

スージングの配置転換や新しい収納の取り付けなどなどいろいろとお部屋に施していました。

そして、来年オープン予定のウェブサイト用に色々仕掛けもこの部屋で作っていました。

とはいえ・・・。

お家賃は相場より高く、築年数もある。駅からも徒歩10分越えで、特別な設備と言えばTVモニターフォンくらい。

設備として魅力のないこのお部屋は2月3月の繁忙期にならないとちょっと難しい。

そう思っていましたので。

申込み、成約、そして早期入居には嬉しさしかないですね。

たぶん神様は見ていてくれたのでしょう。

そして、僕にも。。。クリスマスプレゼントを贈ってくれたのでしょう。

これで2017年は満室(現状の募集物件なし)にて年越しできそうです。

文明ではなく文化を追う物件を創り上げ、ワクワク楽しい生活を提供する事を目標に。

わたくしの物件はどの物件も正直、設備として特別なものはございません。

追い炊きはない部屋が多いですし、セキュリティーも普通です。キッチンもハイスペックなものではなく普通。

その他にも目立って、コレっ!という設備はございません。

設備の入れ替えってすごくお金がかかるんですよね。

新築だとできるかもしれませんが、私の物件のように築年数がある物件ではスケルトン工事でない場合は非常に高くついてしまうケースが多い気がしています。

もちろん高いから、お金がかかるからやらない。というだけの選択肢ではない事。ご了承頂きたいのですが。

でも、設備を入れ替える事だけが住む場所の良さを向上させる事だと思っていないんですよね。

「住み方」って人それぞれ違って、「住む場所」もそれぞれ。

だからいつも考える事は、「この場所だったら誰が住んでくれるのかな。」とか「この場所だったらどうやって住みたいかな。」とか。。

いつも人から色々考えています。

設備力はない。でも安全安心と「なんか住みやすそう。」や「いい雰囲気。」は提供できると思っています。

僕たちの賃貸住宅業界ではこういいます。

「文明住宅」は、設備重視のハイスペックな建物やお部屋の事。

「文化住宅」は、人と人のつながりを重視する昔ながらの住み方ができる場所の事。

どちらも正解です。

わたしは後者を突き詰めているだけです。

今回の成約も実はこの部分が大きく関わっていると信じています。

住んで頂く方に愛着を持って住んで頂けるような努力。

お部屋には内見の時から、「まるで既に誰か住んでいるのでは。。。??」と思って頂けるようステージングを施します。

ステージングSTAGINGとは、欧米の中古住宅流通市場で行われている演出の方法で、内見者さんを楽しいワクワクな気分にさせる手段です。入居後のイメージをお部屋に創り上げることでこれからの生活や環境を創造して頂くために行います。

これから入居頂くコトをお考えの内見者様に少しでも内見を楽しんで頂きたい。そしてこれからの生活を心待ちにして頂きたい。という想いで施します。

今回もこちらのステージングにご興味を持って頂けたようで、ご入居へのちょっとしたスパイスになっています。

そして、もう一つ。わたくしのリフォームは『収納力UP!』をテーマに行うことが多いですね。

トイレや洗面所、洗濯機置き場などお部屋のデットスペースや必要に応じて棚や収納を施します。

写真の有孔ボードもその収納の一つです。

別売りのフックやかごを購入して頂くコトで立派な収納になります。

Roomclipページ参照
http://roomclip.jp/tag/6767

賃貸物件は貸す側のイメージでお部屋を創り上げる為、実は借りる側の方々からするとちょっと違ったり、窮屈だったりすることがとても多いです。

コミュニケーションを取って初めて分りましたが、住人さんに話を聞くと、もっとこうしたいや、あ~したいってあるものです。

少しでも住み手に寄り添う姿勢があると、住み方も変わりますし、大家さんとしても嬉しいコトが沢山起こる気がしています。

言い過ぎかもしれませんが、できる限り「自分の家のように」自由に住んで頂ける環境を整えたいものですよね。

来年から新しい住人さんがこのマンションに住みます。

安全安心で楽しい生活が出来るようにできる限りサポートしていきます!

 

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カラマチ39〜カラフルなマチ!ありがとう!!〜
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