時間が少し経ってしまいましたが、

KADOKAWA DREAMSさんD.LEAGUE(Dリーグ)22-23シーズン優勝おめでとうござます。

普段から近くで接しているだけに、今回の優勝は自分事のようにうれしかった。

たまたま現在のディレクターTanaka Keitaくんとは小学校高学年からの幼馴染で、その後40代に入ってから再会して。

一緒にまちを盛り上げる活動をしている中で、3年前にD.LEAGUE(Dリーグ)の話を聞いて。

ローンチから見ている身としては、今回の優勝という事実に、ホント驚きしかない。

まずはスタート段階でのメンバーやスタッフ選考において、ビジョンがはっきりしていると思ったこと。

詳しくはここには書きませんが、このチームがこのリーグでトップになるぞ!的なものではなく、ダンスというカルチャー…業界が変わったらいいな。的なテーマがあったのではないかと思う。

もちろん各々のポジションに長けている人材を配置しているのは当然ながら、そもそもディレクターTanaka Keitaくんの育ってきた環境での仲間やメンバーをチョイスしているところ。

つまりこれから始まる戦いの中で、スピード感が出せるメンバー構成に見えた。

もちろんいろいろとスムーズにいかない場面があったことは承知の上で、やはりスタート後、そのスピード感は感じた。

そして年が経つにつれて、そのメンバーの顔つきが変わってきたこと。

態度やしゃべり方一つにしても、まったく違った。

「成長した」という一言で片づけるにはもったいない。

そりゃ、この環境にいたら成長するのは当然と思うだろうけど、KADOKAWA DREAMSは考えながら、周りを見ながら、そして、周りとは違ったチャンネルで成長していったのではないかと思う。

選手、スタッフ含めメンバーはお互いがお互いを教育し、ともに仲間、チームメイトとして成長をしているところを、毎回見せていただいている。

時にはぶつかることも多いと思うけど、置かれている状況を考え、より熱意をもって、考え抜いて、日々戦いに臨んでいるところが見てる。

なんか、人を成長させるのって本当に難しいなぁって思う。

わたくし自身も少年サッカーのコーチをしたりセミナー講師をしたりと、少なくとも「教育」という立場にいて、すごく考えるし。

よく考えるのは、「今なのか?」ということ。

人それぞれタイミングがあるし、例えば何かを教えるとき、話す時に、ポジティブに変わってほしい。

けど、決してそうではないこともある。

長い時間をかければ、その点で解決する必要はないのかもしれないけど、やはりその点で少しでも気持ちを和らげてあげたくなる。

性格かもしれないけど。

人とかかわる以上は、何か相手に影響を与えてあげたい。

そう思っているからかも。

 

彼らと接している中で、いつも「成長と教育」の部分を考えながらコミュニケーションを取っているが、本当に勉強になっている。

Youtubeチャンネルふらっとさんが行く!にも、メンバーにゲスト出演いただくこともあるけど、そのたびに若い人達と深い話ができることは、こういった活動のメリットなのかもしれないなぁ。と。

「成長と教育」に年齢は関係ない。時代は関係ないと思ってもいる。

昔、LONDONに住んでいたころ。

会話をしながら自分の成長を促していたことを思い出す。

勉強は自分でもできる。

けど、教育はコミュニケーションがないとできない。

けど、成長はどちらでもできる。

どちらも大事。

なんか、そんなことを感じたので、書いてみた。