築20年。築30年。もう古くなったからボロボロ。
そう思うかもしれませんが、まだまだ脂ののってきた働き盛りの建物でございます。
世間では20年を超えたあたりから『築古物件』といいますが、僕はそうは思いません。
もちろん体と一緒でメンテナンスは大事ですので30年、40年経つとガタがきます。
だから、もちろん!いろいろな方法でメンテナンスをしていく必要があると思います。
古い物件ほど安全性が保障されている。
こういった意見も。
古くて頑張っている物件。それはある意味ここまでなんだかんだ言って、「お客様を安全に暮らさせた物件」という位置づけになります。
つまり、新築で新しくて経験値として何もわからない物件に比べ、安全で安心ということにもなります。
それは見た目でも結構わかるものですよ。
実際に古い物件でも年齢よりも若く見えて、お部屋も綺麗。そして満室。
こういった建物はやはり安全安心だと思います。
お化粧の仕方、メンテナンスの仕方が大事!
こちらも築28年の物件です。カラーリングを施し、クリーニングもしっかりと入れて、こんなに素敵になりました。
実際にご入居いただく方に『築年数のわりにきれいで違和感なくこの部屋に決めました。』とうれしいコメントをいただきました。
そうです!そこがポイントですよね。30年近くなるとNEWにすることはできないですね。
だからNOT OLD!!がベストかもしれません。
僕はそう考えます。
古さを消して、古いものに新鮮さを与える。
古くてもフレッシュにはなれます。
そして、良い素材を追加、良いアイデアを追加することで古さを消して、新鮮な生活を提供することができるのです。
コチラの写真は新しい木材を使って可動式の収納を取り付けました。
これだけで住人さんの生活に楽しさが添付されます。
そして便利に生活できるのです。
コチラも同様。
大きな木製収納をトイレに。普通の物件ではあまりない大きな収納です。
これがあることでトイレに新しい『癒し』そして『ぬくもり』がプラスされました。
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コチラは洗濯機置き場の上の収納。こちらも木。
そして有孔ボードを使って新しさとぬくもりを取り付けました!
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コチラも木。WOODのぬくもりってなんだかとっても贅沢でいいんですよね。
なんか都会に住んでいながら、ゆったりとしていて時間の贅沢さを感じられる気がします。
僕だけでしょうか。
最近の住宅事情はいろいろな規制や人間的条件により、なかなかいい素材、天然のマテリアルが使えなくなっています。
でも実はそんなルールを超えた先にはたくさんの生活にとってより良い素材や方法が使える環境があります。
良い素材、良いモノ作りは築古賃貸物件の価値向上の担い手だ!
最近ヒノキやヒバ、そしてスギに興味がございます。
正直人の体、生活にメリットがある素材だからです。
言い方は悪いですが、僕的にはクロスやCFとかよりも安全なマテリアルだと思います。
これから使用頻度は多くなると思います。
それと。ふすま紙や和紙にも興味津々です。
いまではなかなか使用されない素材。
僕はその現状もLUCKYだと思っています。
今だから、僕には使えるありがたい、そして温かい素材です。
父が縫製業を営んでいます。
小さなころからいつもドライブというと生地屋さんや付属屋さんに連れていかれました。
『とにかく触れ』と言われました。
ブルースリーの「Don’t think,Feel」に似ています。
そんな経験があったから、僕は今素材が好きです。
触ります。匂います。効果効能を調べます。
そして、使っていく。
素材に生かされていく時代は今もう来ています。
お部屋のアイキャッチを素材に向けていただくよう。
そんな願いがあったりしますね。
あなたのお部屋にあったカラーリングリフォーム&ステージング承ります。
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